カテゴリ: ■ワンのこと


「シェイクのヘルニア記」

の途中ですが、ちょいと番外編です。


********

退院後のシェイクの為に、家の中を改造しなければ。


フローリングは腰によくないので、カーペットをしきつめることにしました。



昨年の夏に買ったこのユニット畳ですが
  ↓↓↓

190603e
(昨年の画像です)

これ、すごくいいです。
座椅子置いても全然へこたれないし、キズも付かないしすごくいい。

厚みが3cmほどあるので、ごろごろ寝転がるのにも最適です。

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今年も春以降~シェイクがヘルニアを患うまで敷いて活躍していたんだけれど。

シェイクの為に、これはもう撤去です。





そしてPCでカーペットを探す旅に。


第1 もちろんシェイクの足腰の為
足が滑らず、腰に負担がかからないのが第1条件なのは当然も当然。

第2 防臭効果防水効果
ペット飼いには必須の条件。防臭効果、大事。

防水効果はもしシェイクが自力排尿できなかった場合のことを考えたら、これもまた必須。

第3 洗い替えのできるジョイント・タイルタイプ。
これまたペット飼いの必須条件。



シェイクが退院する10日以内に敷き詰めたかったので、サンプルを取り寄せる時間も無く、
(実際は超特急で退院してきたので全く間に合いませんでしたが。汗)

いろんなのを短時間で見まくって、見過ぎて途中訳わからなくなってくるぐらい悩みまくりました。


『ペット用』と謳っているのは、いかにも。な感じのばっかりだったので、早々に却下。




で、迷いに迷って決めたのがこれ。
  ↓↓↓

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業務用です。

家のリビング用。というより、オフィスとかに敷き詰めるやつ。笑



無地は敷き詰めた時に継ぎ目が目立ちやすいかな?と思ったので、ストライプに。

 『GA1701』

というグレー系ストライプに決定。






カッターナイフと定規を使い、敷いて切って敷いて切って・・・をひたすら繰り返す。
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とりあえずはシェイクの稼動域のみでいいか。と思ってその分だけ注文したんだけど。
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どうにも間抜け。

すぐに追加注文し、結局リビングとダイニング部分全面に敷き詰めました。





2日がかりで、1人でやりました。

いや~あ、なかなか大変だったよ。

ずっとかがんだ姿勢だし、家具も一人で動かしたし、腰いたーーーい。

シェイクとお揃いで私もヘルニア持ちなので、痛いのなんのって。


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こういう箇所とか、








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こんなコーナー部分もすっかり慣れてきてわたしゃ職人か。








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無難に無地とか、ベージュ系のほうがいいかなとか思ったりしたけど。






部屋のイメージ的に、このグレー系で大正解~。
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パラボーラ君も足全く滑る素振りもなく、これは買って正解でした。
ちなみに↑この時↑の画像は退院5日目)







肝心の防水も、ほら見て!
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笑っちゃうぐらい、染み込みません。水滴がまんまる。こりゃすごい





おかげ様でシェイクは排尿困難にはならず、トイレに関してはヘルニア前と何ら変わりはないので粗相の心配はないのですが。

ダイニング部分にも敷いたから、この防水効果はめーちゃくちゃいい。






ちなみに敷き詰めてから今で2ヶ月ちょっとですが。

全く何も問題無しです。


角がめくれあがってくるとか、ずれるとかも一切無し。
毛羽立ってきた感も今のところ一切無し。

業務用だからなぁ・・・と思っていたけど、ガシガシした感じは無く、裸足でもチクチクするとかも全く無い。


夏の暑い時期にカーペット敷きってどうなんだろう?と、
そこすごく心配だったんだけど、全くもって快適快適! 

むしろフローリングの時より快適なレベル。いやほんとに 




シェイクのようなヘルニアにならない為にも

わんちゃんを飼っていてカーペットを検討している方がいらっしゃれば

機能はもちろんのことデザイン的にも、
このカーペットほんといいですよ、おすすめです。




今回はあくまでもシェイクの為に。

と思って敷いたカーペットでしたが、これが部屋のイメチェンにもってこいでした。


築12年。
いろいろあちこち飽き飽きしていたこの家。
カーペットでガラリと雰囲気が変わるので、わんちゃん飼いじゃなくても是非!

 


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あー。
家変えたい。









2019 5月11日に
「グレード4」の重度の椎間板ヘルニアを患ってしまった我が家のミニチュアダックス13歳♂・シェイク。

「歩行できるようになるまでには1ヶ月」
と言われていたのに、退院後数日で歩くという、驚異的な回復力をみせたシニア犬の様子を記録にしています。

同じ病で悩んでいる飼い主さんの参考になればと思い、
発症時の様子から事細かく、順に綴って記録していこうと思います。



*********

【2019.5.14 火曜】

術後2日目のお昼、初の面会へ。

入院している部屋の外から聞いていると、ずーーーーーっと吠え続けてるわんちゃんがいる。

「シェイクだ・・・」と思ったんだけど、どうやら違う。
声が似てるけど、これはよその子だな、シェイクじゃない。

なんて悲しそうな声なの・・・

 やばい、既に涙腺がやばい
 耐えろ耐えるんだ耐えまくるんだ
 今日のご飯何しようかずっと考えておけばいい


ん?
おや?
あのダメ犬日本代表のシェイクが、くおんくおん言っていない!?!?



「どうぞ、お入り下さい。」

看護師さんに案内され、中に入れてもらう。













190603c

(´;ω;`)
おぉぉぉ
 
ゅえーいーぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーー」(シェイクー)






・・・・・

と、なりそうなのを必死の必死の必死に我慢。


なんかいっぱい線に繋がれてる。
くおんくおんは言っていないけど、
明らかに悲しそうな切ない顔でこっちを見つめてくる。

な、なんだよシェイク、シェイクの目がうるうるしてるじゃないか~~!!


やめれ。
涙腺が。


 ご飯ご飯、今夜のご飯
 野菜室に何があったかずっと考えればいい





以下、看護師さんとの会話。

Q
「ずっと吠えてなかったですか?」
A
「シェイクちゃん、昨夜は麻酔切れた後からずっと吠えてました。止まらず吠えっぱなしでした。
今朝はもう諦めたのか、全く吠えてないです。」


Q
「お食事は、・・・あ、ご飯は食べました?」
A
「ご飯は食べないですね…。ひとくちも食べていないです」

Q
「おしっこは?」
A
「カテーテルを通しているので、おしっこは出てます。自力では無いですね。」




しまった。ついついいつものように“お食事”と言ってしまったじゃないか。
ただのカリカリのことです。
うちではご飯でも餌でもなく、“お食事”と言っています。はっはっは





担当医が来てくれた。

「シェイクちゃん、ずっと怒ってます。笑」って。

といっても、シェイクの“怒る”は超カワイイ。

相手の目を見ずに、「ぶうぅぅ。ぶうぅぅ。」と小さーく小さく唸るだけ。笑





そりゃそうだ、大嫌いな病院に連れて行かれていつのまにか眠らされて、
目が覚めたらこんな状態だもの。




190603d

「抱っこしてもいいですよ。」
って言われたけど、あかんあかん、ここでの抱っこはあかん。

抱っこしてもすぐ戻さないといけないから、それはシェイクが可哀想。
それに、私の涙腺がえらいことになる。


昨日の先生との電話で家から食べ物を持ってきてもらってもいい。と聞いていたので、
野菜を茹でたのを持っていく。


「ほら、シェイク、おしょく・・・グエホウホ ご飯持ってきたよ~」


おやつは一切やらず、たまに野菜の茹でたのをあげるんだけど、これがシェイクにとってはすごーーーくご褒美。

「おしょく・・・ゲホウエホ ブロッコリーやで、パプリカもあるで!」






ぷいっ





なんと。うまれて初めて食べ物を拒否された。

鼻先でぷいっと手を横によけられた。泣

これは相当怒っているわ・・・




ずっと画像の状態のままで全く動かないので、足の状態がまるで分からない。


Q
「今はどんな状態なんですか?」
A
「まだ全然です。今はまだ術前と同じ状態で、完全麻痺してます。」

Q
「どうなんでしょう?(日にちはかかっても)歩けるようにはなりそうですか?」

A
「うーん。。昨日の今日なので、、まだなんとも言えない。ただ、手術は昨日も言いましたが、飛び出した部分は綺麗に取れたので術後は良好です。」

Q
「昨日から絶食なので、丸2日食べてないってことですよね?」
A
「点滴してるので大丈夫。でももうそろそろ食べてくれないと。」



で、ずっとうるうるした目でぶぅぅぶぅぅと唸っているシェイクですが。


「今朝の診察で気づいたんですが、両目とも、なんか傷がいってるみたいで。
カラーをしているのにどうやったのか、爪で引っかいてしまったのかなあ・・・」と。

それほど酷くないようで、目薬で様子見するとのこと。



「じゃあね、シェイクまた来るからね。」

なーーんて声かけて部屋出たら、

「リーーーダーーーーーぁぁぁ!!!」ってまたくおんくおん鳴きが始まりそうだったので、
シェイクとは目を合わさずに、先生と話をしながらしれっとさらっと部屋をあとにしました。




この日の夜、仕事終わりの夫と娘が面会へ。

この時にようやくお食事を食べてくれた!






シェイクさんよ、入院まだ1泊しただけだよ、まだまだ先は長いよ。泣

ご飯もっとしっかり食べないとね

ずっと座ったままだったけど、ちゃんと寝るんだよ



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この後すぐ退院することになるとは。

いや~あびっくりびっくり










2019年 5月11日に
「グレード4」の重度の椎間板ヘルニアを患ってしまった我が家のミニチュアダックス13歳♂・シェイク。

「歩行できるようになるまでには最低1ヶ月」
と言われていたのに、退院後数日で歩くという、驚異的な回復力をみせたシニア犬の様子を記録にしています。

同じ病で悩んでいる飼い主さんの参考になればと思い、
発症時の様子から事細かく、順に綴って記録していこうと思います。



**********

【2019.5.13 月曜の朝】

手術当日の朝。

反り返ったままだった首は麻酔が切れるうちに元に戻りました。(良かった~)




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まさに完全麻痺な状態です。




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こんなおかしな座り方、今まで見たことがない・・・泣

病院行くまで、とにかくずーーーーっと座ったままでした。



前日の朝におしっこして以降、丸一日出ていないのが心配。
うんちは11日の散歩から出ていない。


さあ、病院に行こうか、シェイク。

大大大大嫌いな病院に連日で連れて行かれ、昨日よりも更にくおんくおん鳴きが大きくなり、
震えるわ怒るわ、ま~あ賑やかですよ相変わらず。

全身全霊、びびりっぷりを披露して、

待合室で抱っこして座っている時に、

なんと、

びびりション&びびりウンをダブルで披露してくれまして。


今まで診察台の上でちょいちょいした事はあったんだけど、
待合室でされたのは初めてで。

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ~~!」

なーんてテンパりながら、丸一日おしっこ出てなかったから、リーダーべたべたになっちゃったけど気にしないよ!

さらに、斜め掛けしていた私のバッグの中に、うまいことウンチョスがインしたけど、気、気、気にしない。汗汗

華麗なナイスインでちょっと笑った。

「ごめんよう、リーダー・・・」なんて顔してるシェイク。
膀胱も肛門も麻痺状態だし、びびり過ぎで今出ちゃっただけだもんね、いいのいいの。

片付けようにもシェイクを置くと彼は立てないから、
どうしようどうしよう、この状況・・・とテンパりまくり。

とりあえずウンインバッグを外す?
わーお、太ももベタベタだぜえ
シェイクも拭かないといけないし、わーおわーお

テンパりまくっていたら、受付のお姉さんや、他の患者の飼い主さんがいろいろ助けてくれました。
ありがとうございます、ほんとありがとうございます。



先生に呼ばれ、診察室へ。

前日に、「気休め程度だけれど。」と、軽度のヘルニアの時の処置として使う注射をしてもらっていたんだけれど、
やはり何の気休めにもなっていなかったようで。

「・・・うん、変わらずやね、全然よくなっていないね」

(´;ω;`)


先生:「おしっこは出た?膀胱は満タンになっていないね」

私:「あ、さっきそこ(待合室)でぶっかけられました。」

待合室での華麗なるナイスインの話をしたら、先生爆笑。
「この状態でもびびりウン出るか~。よっぽど(びびり)やなあ。笑」って。

泣いたり笑ったり忙しい。

グレード5にはなっていない、グレード4のまま。
状態は昨日の診察時と同じ。とのこと。


さあシェイク、手術です。

そして入院予定は10日間。

先生に抱っこされ、哀愁漂う目で見つめられながら、やばいぞ涙腺やばいぞ んぐぐぐぐぐぐ

預けて帰宅です。


手術自体は1時間半ほど。と。

「15時半頃に電話します。」とのこと。

頑張れ!
シェイク!!



*********

私は家に帰り、病院から電話がかかってくるまで、PCに向かってヘルニア闘病ブログを読み漁る。

15時半頃とのことだったが一向にかかってこず、

「無事終わりました。」と担当医から電話があったのが17時過ぎ。

思っていたよりもがっつり癒着していて、取り省くのに時間がかかったらしい。
でもなんていうか(専門用語?よく分からない 汗)、ほろほろ・ぱらぱらと分解して取れたんではなく、
“ごっそり”一気に取れたので、取り残しはないはずとのこと。

いろんな方の闘病ブログを見ていると、
ちょっと例えがなんですが・・・

 かさかさの耳垢を取った時

みたいな感じのものが多かった。細かいのがいっぱい。というか、そんな感じ。

それがシェイクの場合は、ごっそりひとかたまりの“1個”で綺麗に取れた、と。

「術後良好です。面会も来てもらっていいですよ」

と言われ、またぶわあああ



「お願いします。」
と、担当医に預けた時のシェイクの顔。

「リいぃぃ~~ダぁぁぁ~~泣泣泣 うわおおおおお~~ん」

そりゃーもうとんでもなく悲しげな顔をしていて。


それを術後すぐに面会なんて言ったら、
「やったああああ!帰れるーーー!」
って絶対喜ぶはず。

いや違うのシェイク、10日もここで入院しなくちゃいけないんだよ。

会いたいのはやまやまだけれど。
今会いに行くのは逆によくない。

ここはシェイクの為にぐっと我慢しよう。今日は面会やめておこう。

明日会いに行くからね。

んぐぐぐぐ
。・゚・(ノД`)

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このゆる過ぎる涙腺、どうにかならないものか








【2019.5.12 日曜の朝】

朝起きて、まずはトイレに連れて行く。

これは毎朝の日課。起きたらまずトイレ。彼はコマンドしてからじゃないとトイレに行かない。
(一切教えていない、4年ほど前からなぜかそうなった。めっちゃ目で訴えてくる。)

この日も「はい、シーシーハウス~。」と言ったらいつもどおり排尿をした。

後ろ足、ふらふらだけど、自力で出来た。自力で立つことも出来ている。 



・・・が。


お昼頃から完全に後ろ足をひきずるようになった。
え?こんなに早く進行するものなの??と思うぐらい、ほんとにあっという間だった。


早く病院に連れて行きたい。
早く、早く、早く。

でも予約は16時しか取れなかった・・・もやもや、もやもや・・・

 


これが、その時の様子。

↓↓↓


完全に、後ろ足が両方とも麻痺しています・・・




予約の時間(16時)より早いけど、15時に連れて行く。

びびり犬日本代表のシェイクは、病院が大大大大大の苦手。

到着して待合所の椅子に座るや否や、わおーんわおーんと鳴き、がたがたぶるぶる。
お、おじさん、相変わらずだな・・・

そして名前を呼ばれ、院内に響き渡るお~~ん。くお~~んと、ありったけの大きな鳴き声を出し、診察室へ。


椎間板ヘルニア・グレード4」確定。




ちなみに。

グレード1:
麻痺は無いが脊髄(背骨)を痛がり、動くことや抱っこを嫌がる。

グレード2:
痛みはある。歩行可能だが、後ろ足の力が弱くなってふらふらしたり、足先をすりながら歩く。

グレード3:
部分的な麻痺。後ろ足は起立することはできるが、歩行はできない。排尿は可能。

グレード4:
完全麻痺。歩行も起立も不可。完全に運動能力を失った状態。自力排尿も不可になる。
が、深部痛覚はあり、足先や水掻き部分等を引っ張ると嫌がる素振りを見せる。

グレード5:
グレード4同様に完全麻痺の状態で、深部痛覚もなくなる。鉗子などで強く挟んでも全く痛みを感じなくなる。





シェイクはグレード4。

事細かく状態を先生に話していたんだけど、どうやらお昼まではグレード2~3だったようだ。

「予約が早く取れていれば・・・」と思っていたら、先生が

「こういう時は予約無しでもいいんだから。早く来て。」と言われた。



(´;ω;`)?

え。
そうなの?

(´;ω;`)




土日祝関係なく365日開いていて、ここはとても患者数の多い病院。
1時間早くフライングしたものの、律儀に予約時間守っちゃったよ…



回復がびびるほど早く、歩けたようになったからいいものの、

 もし回復していなかったら。
 もしもっとあの時、早く病院行けていたら。

って、後悔しきりだったと思う。




シェイクは深部痛覚ありのグレード4。

深部痛覚もないグレード5を発症してしまうと、
発症から48時間以内に手術をしないと、回復の見込みは極端に悪くなるとのこと。

ヘルニアは、発症したらすぐに病院へ連れて行くのがいいそうです。



色々、色々説明を聞く。

発症時からの様子を、時系列でかなり事細かく聞かれる。

その間、ガクブルしながらこっちの顔をつぶらな瞳でずっとずっとずーーーっと見つめるシェイク。

私:
「今って痛みはあるんですか?」

先生:「ここまでなると、もう痛みすら無い状態です。何も感じていない状態。」




あかん、泣く。


あかん、とてもあかん。




びびり日本代表犬と、

涙腺よわよわ日本代表の私。







わあああああああ






うぐぐぐぐぐぐぐーーーーと必死に堪えていたのに、
涙腺崩壊。


シェイク、ごめんよ。
すぐに連れてくればよかったのに。ほんまごめん・・・・・



「今はもう、排尿排便も自力ではできない状態だから。」
と先生に言われ、

(´;ω;`)ぶわあああ




私:「尻尾は振れるんですか?」

先生:「いや、尻尾もだめやね。もう振れない。」



(´;ω;`)ぶわあああ


いやほんま、あかん。





グレード4にもなると即手術が基本なので、
「このまますぐMRIを撮ります。」と。

で、普通なら麻酔をしてMRIを撮り、そのまま手術という流れのはずが。

この日は手術の予定が他にいっぱいあり、シェイクの手術がどうにも出来ない、明日になる。と言われてしまった。


え・・・


すぐに、早くに手術しないといけないグレード4なのに、今日は手術ができないですって!?!?
 


「じゃあ他の病院に行く!!」

ということが頭をよぎる。


が、

・MRIを完備していて即手術が可能なところを紹介される
   ↓
・結局、今のこの病院を紹介される

って言われる流れになるのは分かってるし、この日は日曜日だから、他の個人病院等はそもそも開いていない。



私:
「じゃあ、今MRI撮るのに麻酔をして、明日また手術で麻酔・・・2回も続けて麻酔するってことですか?」

先生:
「そうなります。」

私:
「それならMRIも明日にしたら、麻酔は1度で済むのでは?」

先生:
「それはそうですが、今日中にMRI撮って発症箇所を特定しておけば、明日即手術が可能です。
MRIを明日にすると、麻酔前検査等で手術に入るまでに時間がかかります。
発症時からのタイムリミット(グレード5になってしまったら48時間以内)を考えると、それはおすすめできません。」


先生:
「“高齢になるほど麻酔は怖い”というイメージがあるけれど、そういうわけではないから。
全く問題は無い。とは言えない。それは犬に限らず、人間の場合でもそうであるように。
麻酔に対するアレルギー等、耐性があるかちゃんと検査するし、高齢が問題というわけでは無いから、そこは心配しなくていい。」


とは言われても、麻酔に対する怖さはある。
でも、今日中に調べておけば、明日連れてきたら即手術に入れる。

13歳の高齢。2日続けて麻酔か・・・
今日検査しなくて明日、手術の時間までにもしグレード5になってしまったら・・・




いろんなことが頭をぐるぐるぐるぐるしたけれど、

私:
「分かりました、今日MRI、明日手術でお願いします。」



このまま預けて検査。私は一旦帰宅。




【2019.5.12 日曜の夜】


病院から電話あり、18:00に迎えに行く。

レントゲンとMRIの結果、かなりしっかりとした重度な圧迫がみられる、とのこと。
明日の朝、病院連れて行ったら即手術です。




後ろ足は両方完全に麻痺しているうえに、まだ麻酔が効いていてとろんとろんのシェイク。

なぜか頭部が後ろ後ろへと引っ張られ、とても辛そう。

先生曰く「ヘルニアで背骨が吊ったようになっているんだけど、それが麻酔によってコントロールができない状態になっている。」
とのこと。



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これは娘に頭を乗せている・・・というよりも、首が後ろにいってしまうので
娘が“支え”になっています。




190602b
麻酔が切れるまで、ずっと首がこの状態でした。
 






いろんなことが頭を駆け巡った日。

翌日は手術です。


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もうちょっとまめに更新するように頑張る!

(つもり)












シェイクが椎間板ヘルニアを発症した時。

とにかく不安で不安で、ここんとこ全然開かなかったパソコンを開き、
片っ端から読み漁ったのが、実際にヘルニアにかかったワンちゃんのブログを書いている人の記事。

動物病院の記事とかもいろいろ見たんだけど、
やっぱり一番ためになったのが、実際飼われているわんちゃんの様子をブログにされている人の記事だった。


今から3週間前に「グレード4」の重度のヘルニアを患ってしまった我が家のダックス13歳♂・シェイク。

同じ病で悩んでいる飼い主さんの参考になればと思い、
発症時の様子から事細かく、順に綴って記録していこうと思います。



**********

【2019.5.11 土曜の夜】

いつものように夫がシェイクを散歩に連れて行き、戻ってきたら。

なんだか全く動かない。

かと言って、なんかしんどそうな、辛そうな顔をしているわけでも無い。

高齢なこともあり、もう2年ほど前から散歩自体「別に行きたくなーい。寝ていたーい。」
っていう子だったので、帰ってきて即寝も当たり前。

おーいシェイクー。どうしたー?

↑↑↑

こんな感じで特に悲壮な感じでもなく、軽く声かけたりしていて、私はソファーで寝転がってテレビを見ていた。


そこから暫く経ってもシェイク、動かず。






ん?
・・・・なんか様子がおかしい??←ようやく何か異変に気がつく。


その頃、やっと動き出した。

お水を飲みに歩いて行った。

・・・が、その歩き方がおかしい!後ろ足がふらふらだ!




これはもしや、ヘルニアの再発??と、この時すぐに思った。

約1年半前に初期のヘルニア(グレード1)に罹ったことがあるシェイク。

その時は抱っこをすると「キャイン!」と鳴いてどこかを痛がる感じ。でもそれがどこかは分からなかった。
足自体には異変は無かったので「何??どうしたの??」という感じだった。



今回はその「キャイン!」が無い。

夫曰く、散歩の時もいつもどおり。何もなかった。と。



むむむ・・・。
ヘルニアって、痛いんじゃないの?
なんで今回は鳴かない???
むむむ・・・。


後ろ足ふらふらだけど、歩くのは歩いてる。
トイレも普通にできている。


ヘルニアでは無い?の・・・?



もやもやしつつも、とにかく夜なので翌日病院に行くことに。

いつも行っている病院は結構大きな病院で医師が12名程いて、予約が必要なところ。

シェイクの担当医を指名しての診察で、一番早い時間が16時。

うーん・・・遅い・・・。
もっと早く連れて行きたいけど、仕方がない・・・


16時で予約を取る。




何か様子がおかしい。と思うものの、
しんどそうでも無いし、顔もきょとーん。と、いつもどおりのおとぼけさん顔。

とりあえず今日は寝ようかシェイクさん。



************

これは今回のヘルニア発症の数日前に撮影した写真。

190601a
/よいとせーのー、\







190601b
/こらせー\





安定のケツもも族。





190601d
ここはシェイクの大好きな場所。






このつるピカな背中に、
190601c
数日後にメスが入るなんて思いもせず・・・








病院予約の翌日、あんな状態になるとは思いもせず・・・






つづく


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